まだこういう子っているのだな。

 表紙入稿時、3名の女子が居た。
 どう見ても20代前半といった所だろう。


 話を聞いている限り、夏コミは落ちたらしく、8月中のCityのイベントと『快適本屋さん』用の分け搬入をする為に来ていたようだ。


 その中で印刷代の話になり、
 「××印刷にはもう刷らせてもらえない」
 とか、
 「○○印刷所に60万まだ払ってない。でも、そのぐらい全然平気。」
 「本は売れているのにどうして借金しちゃうのかな?」
 と言う会話が飛び交う。


 『あー、まだこんな輩が居るのだな』と思った。


 本(同人誌)が売れるのはいいことだと思うのだけど、もうちょっと計画的に出来ないのだろうか?
 借金までして作るものなのか?
 つーか、売上で遊んじゃうから謝金返せないんだろう?
 ・・・と、色々頭の中で突っ込んでみたりしていた。


 こういう輩は、永遠と売れればいいのだろうが、たぶん、永遠は難しいだろう。
 今売れているとは言えども、流行に乗れないものだったら多分簡単に落ちるだろう。
 売れる事の持続って大変なのよって言ってあげたい気もするが、老婆心とか先の事まで考えすぎる口なので突っ込まなくて良かったと思ったり・・・。


 彼女等が全国の印刷所のブラックリストにならない事を祈る。