久々に実家に寄る

 正直余りよりたくない所。
 でも、父の様子も見にゃいかんだろうと思い、一度電話を入れる。


 父が出て、なんでも大阪の従兄が亡くなったそうだ。
 この従兄、某宗教の幹部さん。
 精進足らなかったんじゃん?とか失礼な事を思ってみる。それで、
 「その葬式に出た人とほぼ同時期に1月に亡くなった叔父の法事に出た人には家に来ないでくれ、縁起が悪い。」
 と言われる。
 つーかさ、私は叔父さんの法事には呼ばれてないし、従兄が死んだのも今知りましたけど?


 てなことに実家へ行く。


 さてはて、父が自営を廃業する事になった。
 そっかー、しょうがないなー、本人が決めたことだもんな。
 私が酒絶って居る意味はなくなったけど、まぁ、この際だ、少しでも長生きを・・・と言う気持ちもこめて禁酒は続けよう。
 で、自動車はどうするか?
 私なりに、
 「私はいらないよ。維持費が大変だもん。今一杯一杯生活しているのにそんなものあげるといわれても困る。売っちゃえば?売って生活費にしたら?その少しでもお母さんに何か買ってあげるんだよ。」
 といっといた。
 それでこの前上兄が実家にやってきた時の話になった。
 上兄は、
 「オヤジ名義の家の事なんだけどさ、弟妹とお袋、財産放棄してくれないかな?そうしてくれなきゃ俺達住む所無くなっちゃうからさ。後、車貰ってやろうか?」
 と言ってきたそうな。
 それには父も母もが切れて、
 「お父さん名義の家に家賃も払わないで好き勝手してまだ貰おうとするつもりか!いい加減にしろ!」
 だとさ。
 上兄よ。随分欲張りになったなー。
 人って家庭を持つと随分変わるもんだね。
 私もある意味旦那を変えて居るのかもしれない。
 で、車は組合と話をつけて売ってもらえるかどうか検討する事になったそうな。
 二束三文でも売れると良いね。


 後、今住んで居る正面3階に住んで居る、元同じ住宅のおうちの奥様がとっても暇らしく、うち(実家)の中が丸見えらしく毎日観察して、会う度に「○日の何時ごろは何々してたでしょー」とご報告してくれるそうです。
 本当に暇なんだねー。
 んなことやっているより何かすれば良いのに。
 寂しい人生だね。
 前住んでいた所にも詮索ババァが居て、所構わず小学生等も捕まえて近所の引っ越した人の噂をつかもうと必死だったババァが居たな。
 そんな隣にデザナイナーズハウスが2件出来ましたが、未だ売れていません。
 つーか、売れてもこんな詮索ババァが隣のアパートに住んで居ることを知ったら買った人は後悔するだろうな。
 はぁ、こんな人生は送りたくない。


 まぁ、残り物食わされ、コーヒー2杯ほど飲んでお暇する事に。
 母がちょっと遠目のバス停まで帰り道に付き合ってくれた。


 その際にこんな事を言われた。
 「今までみゆきを放って置いて悪かった。よくぐれずに育ってくれた。何も残してあげられなくてごめんね。」
 と言われた。
 いや、私なんてグレたって何をどうするかってどーにもならないじゃん。
 上兄からの暴力で私も下兄も育ってきたわけだし、グレようもないわい。(って下兄はグレてなんども補導暦有りますが)
 でも、私はある意味オタクにはなったけどね(w。


 昔、小学館の漫画新人賞貰った上兄に比べれば、賞も何も取っていない私が月連載しているほうが不思議な話です。